FC2ブログ

三田・方広寺でモクレンを見てサクラの能勢周遊

東京ほどではないようですが,阪神間でも今年のサクラは開いたと思ったらもう満開.一気に上がった気温のためです.春は来て欲しいけど,もう少しゆっくり来て欲しい.

そういう気分でいたら,三田市の山中にある禅宗の古刹・方広寺でハクモクレンが満開との知らせ.ちょっと季節を遡るつもりで田舎道をドライブ.参道の前にある駐車場に着くと,先客のクルマが数台駐まっていました.外からもモクレンの白い花がたくさん見えています.門前の老婦人に入山料を支払って中へ.

生け垣で囲われた参道の右側にハクモクレンの木が少なくとも数十本は植えられていて,それがただ今満開.香りも漂っています.景色の淡い色合いが,まだ本格的な春には早いと思わせてくれます.

20180401_1.jpg20180401_2.jpg



方広寺は,17世紀中葉にこの地域を統治していた麻田藩藩主青木重兼によって創建された黄檗宗の寺です.明治期には荒廃していたようですが,その後地域の人々の努力もあって今の復興が成ったようです.これは本堂の由緒書でも読めますが,私は参拝し,庭をみせてもらって外へ出るときに門脇におられた地元の女性に話を聞きました.こうしたガイドは,ボランティアによって支えられているようです.

明治期の廃仏毀釈思想によって仏教寺院の経営は深刻な痛手を受けたわけですが,地域の人々の心のよりどころとして復興の段階で参拝者を集めるためにも,他寺院との差別化を図る必要がありました.近代になって庭園を整備したり季節ごとの樹木を植えたりするのも,多くはこうした寺院経営の戦略に基づくものであるようです.いや話が逸れました.そんな下世話な勘考とは関係なく春はやって来て,ハクモクレンが咲き乱れています.

20180401_3.jpg


20180401_4.jpg  20180401_5.jpg


京都の龍安寺石庭に似た庭があります.今の時期に龍安寺に行くと,庭の向かいの壁越しに枝垂れ桜が見えていることでしょう.方広寺石庭の向こうには,山の斜面に紅梅が花をつけているのが見えて野趣を感じさせます.鐘楼の向こうには黄色いサンシュユ.本堂の前にはさらにシデコブシやツバキ,枝垂れ桜など.裏へ回るとトサミズキが盛りでした.まるで春の野山を散歩しているような.

20180401_6.jpg   
20180401_10.jpg
20180401_8.jpg

20180401_9.jpg
20180401_11.jpg20180401_7.jpg


天気も良かったので,方広寺のあとさらにドライブ.北上してR372へ出て東へ.R173は今現在土砂崩れで通行止めが続いているので,R477までのんびり走って南下.途中,「日本一の里山」を標榜する黒川の桜の森が見えました.ここは何十回と通っているけど,このような光景を見たのは初めてです.夕刻迫る里山へ下り,記録のためにいつもの場所で写真を撮りました.


20180401_12.jpg 20180401_13.jpg


20180401_14.jpg


コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

choby

Author:choby
最悪想定する傾向はあるでしょうね.でも石橋叩いているだけの人生はつまらない.

カレンダー
09 | 2018/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
FC2カウンター