2015年北海道ツーリング 7日目(8月11日)前半 釧路市立美術館

釧路の夜.道東地方は翌日も荒天との予報をみてどうしようかと案じていたら,ホテルにあった釧路美術館のチラシを見つけました.東京国立近代美術館所蔵の作品展が行われているとのこと.日本の洋画史を,黒田清輝,藤島武二といった黎明期の画家から順に辿ろうと企画のようです.午前中の計画はこれで決まりました.

20150811_0.jpg


翌朝.雨はあがっていますが,予定通り美術館へ向います.相変わらず動きのおかしいナビに振り回されながらも到着.独立した建屋ではなく,釧路市生涯学習センターの3階フロアが美術館スペースになっています.展示会の全体は以下のように構成され,時代を追って海外の美術ムーブメントの影響を受けながら日本における洋画がどのように変遷してきたかを概観できるようになっていました.

Ⅰ.西洋絵画の種を蒔く -印象派の影響
Ⅱ.日本的展開へ -フォービズム・キュビズム
Ⅲ.美術動向の流入と交感 -ダダ,構成主義
Ⅳ.戦中から戦後のさまざまな展開

Ⅲで20世紀の抽象絵画が現われるあたりでは,パウル・クレーやワシリー・カンディンスキーの作品が(少数ですが)展示されていました.岡本太郎の大作『反世界』は他を圧する存在感.もちろん,自らの感情を投影して理解できるような代物ではありません.

最近の美術展では有料の音声ガイドが用意されていて,それを聴きながら鑑賞することが多くなっていたのですが,ここではそうした用意はありませんでした.しかし,すべての作品にかなり丁寧な解説が書かれたボードが添付されていて,これがとても親切でした.

外へ出てみましたが,空は朝とかわらず全体が厚い雲に覆われています.しかしここ2~3日のドライブとはまったく違って,高度に洗練された人工物に触れたせいで気持ちがずいぶんリフレッシュされました.とりあえず海岸線へ出て,シーサイドラインを少し走ドライブしてみることにしました.目的地はキトウシのキャンプ場です.

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最悪想定する傾向はあるでしょうね.でも石橋叩いているだけの人生はつまらない.

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