酒蔵のバロック

古楽アンサンブル“オルフェオ楽派”の演奏会.伊丹市立伊丹郷町館の旧岡田家住宅・酒蔵(重要文化財)にて.

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以前ダウランドの歌曲をカークビーが歌うコンサートを聴きに行ったとき,伴奏はリュート一挺でした.私が古楽器の音をもっとも間近で聴いたのはこの時です.今回は比較的コンパクトな古い酒蔵での演奏会で,親密な雰囲気が期待できます.この酒蔵についての情報は以下.

旧岡田家住宅・酒蔵(重要文化財)

“オルフェオ楽派”のメンバーは次です.
榎田雅祥(バロックフルート)
井上玲(リコーダー、バロックフルート)
佐野健二(リュート)
池内修二(ヴィオローネ)
吉竹百合子(チェンバロ)

演奏された曲目は以下.
【前半】
○トリエット 第2番 : テレマン(フルート×2,チェンバロ,ヴィオローネ)
○低温声部のためのカンツォン 第5番「トロンボンチーナ」-第3番 : フレスコバルディ(ヴィオローネ,リュート)
○組曲 第3番 : オットテール(フルート,ヴィオローネ)
○エコー : オットテール(フルート×2)
【後半】
○グラウンド「わたしを泣かせて下さい」 : パーセル(リコーダー,ヴィオローネ,リュート)
○リュート・ソナタ 第9番 : ザンポーニ(リュート・ソロ)
○エアと変奏-ヘンデルのガヴォット : ヘンデル-ブラヴェ(チェンバロ・ソロ)
○トリオ・ソナタ : クヴァンツ(フルート×2,ヴィオローネ,リュート,チェンバロ)

本格的なバロックのみのコンサートというのは初めてでしたが,リーダー格の榎田氏をはじめ,各曲のソリストが曲目の説明をていねいにしてくれ,聴き所がわかって良かったです.バッハ以前の音楽というのはあまり触れることがないですが,それ以後の音楽と較べて音量も小さく表現の幅も抑揚が少なく,楽器の音色を含めて非常に微妙なニュアンスを聴くものであったことがわかりました.なお,楽器のピッチは392Hz.現代の通常の設定から1音低いことになります.

暖房設備がないことによる寒さが堪えましたが,様々な楽器を間近に見てその音を耳にすることができ,面白い体験になりました.

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