秋の信州を巡る3日間-1日目(2)

R361が快走路なのは開田高原をすぎて少し進んだ所までで,そこから先はやや狭くなって斜面をトラバースする山道になります.南側にはしばらくの間御嶽山が大きく見えていました.下ってゆくと再び2車線になります.このあたりの山里の風景も,秋ならではの彩りで退屈することがありません.やがて高根乗鞍湖に出て,鉄橋を渡ったところを県道39号へ右折.野麦街道に取り付きます.しばらくダム湖沿いに進むと,すぐに阿多野郷川にかかる丸山橋のたもとに出ました.

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京都の寺院のような整った紅葉の景観ではありませんが,黄色と紅の乱調なグラデーションも見事というしかありません.橋を渡り,しばらく先へ進むと目の前に乗鞍の姿が望めるようになります.紅葉した林に遮られながらも,進路左手から正面にかけて見え隠れします.道は基本1.5車線ですが,狭いところでも待避スペースはあり,それほど離合に苦労することはありません.ダムの周辺ではあれほどの紅葉の盛りだったのに,高度を上げるにつれて木々は葉を落とし,林間の見通しが良くなってきます.


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丸山橋から30分ほどで野麦峠に到着.様々な施設があってよく整備されています.北には乗鞍岳がその全容を見せています.ブリ街道の別名や,年若くして工場労働に従事した少女たちの苦難など,山深い地域の隔絶感や過酷な境遇を思い起こさせる野麦街道ですが,現在では人・モノの輸送路としての役割は終えており,峠はその歴史的意義を伝える場所となっています.


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峠から木曽側への下りは,険しい印象があった飛騨側とはちがってやや穏やかな雰囲気です.秋の日は傾くのが早く,まだ2時半だというのにすでに日向と日陰でのコントラストが強くなってきて,カーブを曲がるたびにまぶしい思いをします.


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カラマツの黄葉がずっと重なってすばらしい景観が続きます.空間自体が黄色い光を放っているような感じ.写真を撮りましたが,こういう林間の暗い場面では露出マイナス補正で,しかも感度アップが必要でした.シャッタースピードが遅くなってブレてしまってます.残念.

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野麦街道を下りきって県道26号へ左折.奈川まで行って白樺峠へ向かおうとしたら何と.峠方面通行止めの看板が.目の前にあったスタンドで給油がてら確認しましたが,やはりダメとのこと.準備不足でしたね.しかしこの時点で3時.このような山間部ではもう夕方のような景色になっています.峠越えするにしてもあと1時間は早く到着したいところでした.

この日はそのまま梓湖の脇を走って松本へ.翌日も早く出発したいので松本駅近くのビジネスホテルに宿泊しました.


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最悪想定する傾向はあるでしょうね.でも石橋叩いているだけの人生はつまらない.

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