プーランクの室内楽曲集

ハインツ・ホリガーのプーランクがあまりに美しく,ホールで聴いたことの再確認のために家へ帰ってまたCDを聴いています.フランスを中心とした若手の腕利き演奏家たちによる次の作品です.


プーランク:室内楽全集
クラシック音楽

2枚組の比較的新しい録音でかなり高価ですが,それぞれにすばらしい演奏が鮮烈な音で録れていて,思い切って購入する価値は充分にあると思います.とにかくこんなに愉しくて美しくて軽やかで,しかも中身のしっかり詰まった音楽,他になかなかありません.

室内楽とは言っても,プーランクの場合弦楽器を用いた曲は多くはなく,フルート,オーボエ,クラリネットのソナタをはじめとして,ホルンやトロンボーンまで登場する管楽器曲が中心です.バスーン(バソン)の入った曲もあり,ディスク2の12-14曲目『ピアノ、オーボエとバスーンのための三重奏曲』はほとんど知る人ぞ知る曲であったと思われますが,『のだめカンタービレ』で採り上げられて関心を持った人も多いのではないでしょうか.

いずれの曲も,シリアスさを粋な軽みでくるんだような風情で,クラシック音楽というとすぐにロマン主義の重厚長大な交響曲をイメージする人には目からウロコ的な音楽かもしれません.哀しみや苦痛があってもそれを相対化することでどこか飄々の体.すごくかっこいいと思います.

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