春の伊豆を巡る-3日目帰路

伊豆の旅を早く切り上げてまでぜひ立ち寄りたかったのは,静岡県浜松市にある秋野不矩美術館.新東名浜松浜北インターからすぐのところにあります.

20140325_6.jpg


日本画家・秋野不矩は,私の中ではやはり「インドを描いた画家」です.50代も半ばになって招聘されて渡印したことを契機に,インドの風土を描き始めました.これが本当にすばらしい.兵庫県立美術館で初めてこの人の「廃墟II」や「オリッサの寺院」を見たとき,私自身がまさにインドを旅していたときに嗅いだ乾いた日向の匂いがよみがえりました.

ここに来たかった理由のもう一つが,この建築です.藤森照信設計で,自然の素材を多用して手作り感満点です.エントランスから入るとまず靴を脱ぐことになります.スリッパを履いて廊下を右手奥に歩くと,やわらかに白い大理石床の常設室IIへ.上で触れた「廃墟」や「渡河」といった有名作が展示されていました.案内の人に関西から来たと言うと,我々が見た兵庫県立美術館での展示の後,京阪神からの客がずいぶん増えたとのこと.

廊下を戻って常設室Iに入ると,床にござが敷かれていて,どこかエキゾチックです.こちらには比較的初期の作品が多く展示されており,この画家が日本画家であることを再確認することになりました.

20140325_5.jpg


20140325_7.jpg


前にもどこかで書いたけれと,旅行の途中で美術館に立ち寄るのはいいですね.今回は高速道路の退屈な長距離移動を中断しての訪問だったので,非常にリフレッシュできました.
(おわり)

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

choby

Author:choby
最悪想定する傾向はあるでしょうね.でも石橋叩いているだけの人生はつまらない.

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
FC2カウンター