ホンダに20年乗った訳(その1)

3世代のアコードに20年間にわたって乗り続けたのは,昨日書いた理由の他に,それがホンダの車であったから,ということもあります.

自動車メーカーは世界中に相当数ありますが,四輪と二輪を両方とも製造販売している会社となると,それはたった3社だけです.すなわち,日本のホンダ,スズキ,そしてドイツのBMWです.いずれのメーカーでも二輪車の売り上げなんていうのは四輪に較べればわずかなもので,やめてしまう経営判断だってこれまでにあり得たと推察します.しかしやめなかった.

ホンダとスズキは元来が二輪から出発していますから,出自を大切にしていると言えるでしょう.BMWも四輪車に進出する前に二輪を世に出しており,二輪の方が歴史が古いのです.利幅の薄い二輪車を,かなりの企業努力のもとに継続して開発・設計・製造・販売しているこれらのメーカーに対して,もとバイク乗りとしては,やはり人一倍のリスペクトを感じてしまうのです.

しかし,ホンダを選んだもっと大きな理由は,月並みかもしれませんが,それが本田宗一郎氏が興した会社であるということが大きいです.この人の業績について私が今更あれこれ言うこともありません.ただ私は,この人が一代で世界的自動車メーカーを作り上げたということよりも,たとえば,社名に「ホンダ」という自分自身の姓を付けてしまったことを最期まで後悔していた,というような伝承に,この人の企業人としての品位の高さを感じるのです.

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

choby

Author:choby
最悪想定する傾向はあるでしょうね.でも石橋叩いているだけの人生はつまらない.

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
FC2カウンター