バードランドの子守唄

散髪に行ったらこれがかかっていました.


バードランドの子守唄
ジャズ

ジャズ・スタンダードの名曲『バードランドの子守唄』の作者であるジョージ・シアリングのアルバムです.編成はピアノ,ベース,ドラムス,ギター,ビブラフォンという他にあまり例のないものです.管楽器がなく,強い音楽をやるには向いていません.シアリングの意図はクールネスの追求でした.

こういうアメリカの古い音楽の録音は,やはりアメリカの機器を使って聴くのが良いようですね.床屋さんはJBLのスピーカーをMcintoshのセパレートアンプで鳴らしています.1950年代初頭のアメリカのきらびやかさが出る音色の濃い装置が合っています.自分でもCDを買って聴いてみましたが,うちではやや冴え冴えと全部聞こえすぎてしまってかえって陰影に乏しくなってしまいます.ジャズをそれらしく鳴らすのはいつまでたっても難しいものです.

内容的には毒にも薬にもならないといったら言い過ぎかもしれませんが,実際ジャズ史に登場するような作品ではありません.しかし,独特の粋さ加減になかなか良いものがあります.こういう,ジャズ批評の対象にならないような,言ってみればまあどっちでもいいようなジャズが,最近は不思議と心に沁みるようになってきました.

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最悪想定する傾向はあるでしょうね.でも石橋叩いているだけの人生はつまらない.

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