熊野摩崖仏・豊後高田

展海峰で九十九島を見たら,佐世保から西九州自動車道に乗り,一気に国東半島を目指します.これだけは必ずと思っていた豊後の熊野磨崖仏に会いに行くためです.

西九州自動車道→長崎自動車道→大分自動車道と乗り継ぎ,最後は日出JCTから宇佐別府道路に入って大分農業文化公園ICで降り,東へ.K655から標識に従って行けば駐車場に出られます.ただし最後の数十メートルは離合困難な狭路です.

そこから山道を登りますが,途中に鳥居があります.あれ,仏像を見に来たのにな.しかしそもそもこの参道は最上部にある熊野神社へ達するものなので,鳥居でいいんです.岩がゴロゴロと不規則に積み上げられて歩きにくい参道を登り詰めると,左手に大きな石仏が2体見えます.

豊後地方は岩を穿って作られた磨崖仏が大変多く見られるところで,これほど集中しているのは他に例がないそうです.この2体は平安時代の作と考えられているそうですが,無論のこと作者不詳です.

摩崖仏1

左側は不動明王.風化がやや進んでいるためでしょう,どこかユーモラスで,古い時代のおおらかな信仰心が感じられます.

摩崖仏2


私はこの右側の大日如来が好きです.

摩崖仏3


私は,万博公園に残る太陽の塔の「顔」の原型がこの大日如来ではないか,すなわち,岡本太郎が太陽の塔を発想した時に,この磨崖仏の表情がイメージとして浮かんでいたに違いないという仮説を持っているのですが,如何でしょう?

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最悪想定する傾向はあるでしょうね.でも石橋叩いているだけの人生はつまらない.

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