ボストン美術館展

先週8月13日(金),京都で開かれている展覧会に行ってきました.

Boston
ボストン美術館展パンフレット

ボストン美術館が改修工事のため,収蔵されている絵画を工事期間中借り受けるという形で行われる展覧会です.モネを中心としたフランス印象派の絵画群,およびその前後の名画を見ることができました.

25年ほど前,仕事で米国へ行った時に入ったシカゴ美術館でルノワールを見て,「描いている対象というよりはむしろ光そのものを描きたかったのではないか」ということに初めて気づかされたことを思い出します.こういう絵画は宗教画や写実的な人物画と違って文脈や性格付けに頼って理解することができないので,本物を見ないとわからないことが特にたくさんあるように思います.

今回の展覧会には比較的モネの作品が多く,『漁師小屋』,『積みわら』,『睡蓮』,『自宅の庭のカミーユ・モネと子ども』など,誰もが好きになる作品が展示されていました.

山田穣カルテット アット ロイヤルホース

先週水曜(8月11日),梅田ロイヤルホースで山田壌のカルテットのライブを聴いてきました.

ジャズのライブは本当に久しぶりです.ロイヤルホースはこういった本流のジャズだけでなく,ボーカルやフュージョン系のバンドの出演も多いライブハウスです.私の耳は基本的に“どジャズ”用にできているので,頻繁に来たくなる,というわけではありません.前回というと,川嶋哲郎ひきいる「東京銘曲堂」以来ですからずいぶん間が空きました.

メンバーは山田穣(As),泉川貴広(P), 三原 脩(B), 竹田達彦(Ds).曲目は歌ものスタンダードとビバップのジャズマンオリジナル曲が中心でした.

山田穣は1998年の松島啓之の「ハッピータイムス」のCDで初めて聴きました.すごく上手いです.ブルースフィーリングはあまりなく,洗練されたアルトを聴かせるプレーヤです.

演目では,エリントンの「アフリカの花」が珍しかったです.このような小編成のバンドが採りあげているのはほとんど聴いたことありません.しかし,はかなさを感じるメロディが印象的で,ソロを展開するのには不向きかもしれませんが,アレンジを工夫する題材としてもっと採りあげてほしい佳曲です.

オープン(カー)マインド

洗車をマメに自分でするようになったことは以前に書いたとおりです.ドライブから戻った後も,まだ明るい時は自宅で洗車用具を積み込んでいつもの洗車場へ行くことが多いです.外をざっと洗った後,キャビン内も清掃.洗車場備え付けの掃除機を使うときはオープンにした方が作業がやりやすいので,いつもそうします.

そうやって洗車を終えた後,オープンのまま多少涼しくなった夕暮れの町を一人で走って帰るのですが,キレイになったZ4をゆっくり走らせるこの自宅までの15分ほどが何にも代え難く気持ちがいいのです.酔い覚ましの水じゃあないけれど,極端な話,これがやりたいために長距離を走った後の疲れを押して洗車をしに来るといってもいいくらいです.

先日の丹後半島の後もそのパターンでした.洗車からの帰り道,夕方の混雑した幹線道路を避けて裏道を通り,踏切で電車を待っていた時のこと.

先ほどゆっくり追い越した散歩中の年輩夫婦の奥さんの方が,後ろの方で「あのクルマ,屋根どうなってんの?」のような質問を旦那さんの方にしたようです.旦那さんは一生懸命機構を説明しているようで,そのうちに追いついて私のZ4の隣にきました.そしていきなり,「そうやなあ?」と私に話しかけました.

さすが関西.それも庶民的な土地柄なので,こんなことも起こります.私も「はい,後ろに入ってます」ぐらいに答えておきました.この出来事自体,別にどおということはないのですが,双方が開放的な雰囲気を持っていないとこんなことは起こりにくいと思います.

現代は,様々な局面で「匿名性」が問題になることが多いですね.インターネット上のふるまいについてよく指摘があります.「この発言は誰がしている」ということが特定されにくいので,自由な意見表明が可能な反面,それが極端な中傷に移行しやすい環境にあります.

リアル道路でも,とてつもなく横柄なクルマを非常にしばしば目にします.ウィンカーを出さずに乱暴に車線変更する,前が詰まってそれ以上どうしようもないのに,後ろにぴったりついて先行車をあおる,ちょっとしたことですぐに警笛を激しく鳴らす.これらも,匿名性がある程度担保されているからだというのはうがちすぎた見方でしょうか.

顔見知りがそこら中にいる中でみっともないことができないのと同様,「あのクルマを運転してるのはこんなやつ」ということが明らかなら,みんなもう少し紳士的に運転するのではないでしょうかね.少なくともルーフの開いたクルマで,あまり恥ずかしいことはできないように思います.自戒を込めて.

盛夏の丹後半島

8月1日(日),夏真っ盛りの丹後半島を一周してきました.だいぶ時間がたっていますがメモとして残しておきます.


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出発は6:20.それでも中国道宝塚トンネルまではそれなりに混んでいます.吉川JCTからは無料化実験の対象となっている舞鶴若狭自動車道へ入り北上.綾部JCTで有料の綾部宮津自動車道へ乗り換え,終点の宮津天橋立ICで降ります.

ここまでは渋滞は一切なし.ただし,ICから国道176号線へ出るT字路までは信号3回分くらいかかりました.まずは当然の笠松公園.到着は8:40.

天橋立
笠松公園から

展望台から見た天橋立ですが,一帯にガスがかかっていて見通しがよくありません.前夜の雨の名残りでとにかく蒸し暑く,早々にリフトに乗って下山します.駐車場代が無料になるということで指定の店で土産を買うことに.かえっていらぬ出費になりました.

ここからは海岸線を伊根町へ向かいます.阪神間に住んでいるので天橋立はもう何度目かになりますが,丹後半島の奥まで入るのは初めてです.伊根町では千枚田が見られるというのでちょっと寄り道しますが,どうも場所がよくわかりませんでした.棚田で写真を一枚.やはり湿気が多くてクリアではありません.

伊根町付近
伊根町付近

軟弱者の私たちは,この日は一度もルーフを開けられませんでした.したがってずっとこのクーペ状態です.「閉じてもかっこいい」との評判ですが,やはりルーフの取って付けた感は否めず,ロングノーズがさらに強調されて見えます.個人的意見としては,視覚的にやや長すぎると感じます.開けた状態が一番ですね.

ルーフが閉まっていると「走るだけ」の気分になってしまいます.経ヶ岬は,前後のワインディングロードが面白くてあっという間に通り過ぎてしまいました.ハングオンでイン側の膝を路面にこすりながらコーナーを攻めている2台の二輪を試しに追いかけてみたりして,年甲斐もなく遊んでしまいました.私のウデでは当然置いて行かれますが,まったくついて行けないわけでもありません.いやこのクルマ,ほんと速いです.

...って,やはり屋根のあるクルマはいけません.開けていないとこんなことをし始める.これまでのように,開けてのんびり走りたいものです.

昼食は てんきてんき丹後.さすがに海が近いだけあって,魚が美味しかったです.

鳴き砂で有名な琴引浜に着いたのは14:00頃だったと思います.ちょっと浜に出てみようと思って駐車場に乗り入れようとすると,おじさんに声をかけられました.話をきくと,この人は地域のボランティアで鳴き砂のガイドをされているそうです.

話の要点は,
1.海水浴シーズンは海水浴客の声で砂の鳴る音は聞こえない
2.もし聞きたければ20分ほど浜を歩いて静寂な場所まで行く必要がある
3.もし私たちがこの炎天下,20分間歩くというなら喜んで案内する

というものでした.理路整然として反論のしようのない説明に感銘を受け,丁重にお断りしました.ただし,来てみた証拠に,駐車場から写真だけ.美しい浜ですね.

琴引浜
琴引浜

やはりここを20分歩くのは私向きではないことを確認し,そのまま帰途につきました.宮津天橋立ICまで一気に戻り,帰りの渋滞が始まる前に高速に乗ります.あまり寄り道をしなかったせいで,17:00頃には自宅着.んー,「途中の行程を味わった」感じがちょっと薄いドライブでした.次回は季節のいい時に逆に回ってみようと思います.

継続とはなかなかにエネルギーを要するもので・・・

Z4の慣らし運転期間終了とともに,さあこれからというタイミングで糸が切れたように書き込みをする時間が取れなくなってしまっていました.

もともと休日は原則日曜だけなのでそれだけでも厳しいのですが,6月頃から忙しくなってしまい,7月はなんとか最低限のところで持ちこたえる努力をしてみたものの,後が続きませんでした.

万事継続とは難しいものです.この間何もしていないわけではなく,ドライブに行ったり廃盤となっているCDを入手したりと楽しいことはあったので,思い出しつつまた書いていくつもりです.
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Author:choby
最悪想定する傾向はあるでしょうね.でも石橋叩いているだけの人生はつまらない.

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