はじめに-ロードスター

サブタイトルの「ロードスターとクラシック音楽.そして何よりジャズ.」の後から逆順に,自己紹介代わりに記してきたのですが,これが最後のキーワードです.

ロードスターとは「二人しか乗れないがその分スポーティなオープンカー」くらいの意味です.私は決して自動車マニアではありません.新型車にすぐ目がいくことはほとんどありません.自動車免許を取得して30年になりますが,所有した自家用車はすべて中古車でした.特段裕福ではないということもありますが,前所有者が10000キロ程度乗ってくれて,初期不良があらかた出尽くしたものを使用するのが自分にとって合理的だと考えてきたからでもあります.

でもロードスターだけは別です.開放的で,車体はそれほど大きくなく,運動性に優れている.天候の影響を受けやすいし,荷物が積めないという意味では実用性に乏しいですが,何より操縦が楽しい.自動車の一つの原初的な姿だと思います.

自動車,特にその推進力をどのようにして得るかは,ここ10年くらいで劇的に変化すると思います.純粋な内燃機関だけを搭載したクルマに乗ることはこれが最後かもしれない.そう思うと,何が何でも気に入ったロードスターを手に入れ,それで楽しみたい願望が抑えられなくなりました.

この国は雨が多く,夏は大変高温になります.ルーフを開けて走れる休日に当たることはまれかもしれない.でもそういう休日がたまには訪れることを待ちながら,日常の仕事をていねいに続けていく.こんなことを考えています.

ロードスター,まだ手に入れてはいません.でも目当てのクルマはほぼ決めています.音楽や美術の鑑賞と同様,自分の暮らしにとってなくてはならないものになると思います.

はじめに-クラシック音楽

クラシック音楽は,子供のころからずっと聴いてはいるものの,体系的なとらえ方をしていないので知識のレベルは義務教育の段階を超えていません.でも大好きなのです.ジャズもそうですが,クラシック音楽も自分にとってはないと困る.いや大いに困る.


モーツァルト:交響曲第25番&第38番&第39番
クラシック音楽

上に示したのはマリナーによるモーツァルトの交響曲集で,映画「アマデウス」にも使われた25番や後期3大交響曲のうちの一つである39番が入っています.

でも,私がずっと惹かれているのは,間にはさまれた第38番「プラハ」です.モーツァルトといえばやはりオペラの大作曲家という位置づけになるのでしょうし,ピアノ曲といろいろな楽器のための協奏曲作家としての重要度がそれに続くのでしょうか.そういう観点からすると,モーツァルトの交響曲は,41曲もあるわりに,聴かれるナンバーはあまり多くないのかもしれません.

それだけに,よく知られた曲は何度も耳にすることになります.自分で手垢を付けてしまっているというか,耳を洗ってもう一回となりにくい面がありますね.曲たちには何の責任もないのですがね.上でも言ったように,私は「プラハ」の祝祭的な表情に断然一票です.厳格さと歓喜が,目のくらむような鮮やかさで交替する様が本当にすばらしい.

1980年の録音で,決して新しいとは言えませんが,小編成オケの透明感がよく出ています.個人的には大変好みのタイプの音ですね.

上にあげたアルバムは,「これが一番」という意味ではまったくありません.たまたま自分が持っていて普段聴いているから挙げたまでです.以後,いちいち断りませんが,すべて同じです.

はじめに-ジャズ

私の好きなアルバム.


ディッピン
ジャズ

それはたとえばこのハンク・モブレーによる「ディッピン」です.1965年の録音.

ふつうこのアルバムで語られるのは,2曲目の「リカード・ボサ・ノヴァ 」だし,それに加えて1曲目の「ザ・ディップ」でしょうか.でも,ボサノヴァは耳当たりがいいものの,結局「箸休め」にすぎません.一方「ザ・ディップ」は8ビートの(当時としては)キャッチ-なナンバー,A面1曲目に持ってきたのはさすがアルフレッド・ライオンの慧眼です.でも,モブレーの資質からすると,ちょっと無理してる感じもあります.

私が好きなのは,B面1曲目に入っている「ザ・ヴァンプ」です.私はこの曲のモブレーの噛んで含めるようなソロを,数ある彼のアルバムの中でももっとも説得力のあるものと信じています.先発のモーガンが華々しいとしか形容のしようがないソロをとったあと,モブレーのテナーがくぐもった音色で,かつときどき口ごもりさえしながら語り始めます.何となく冴えないような・・・と一瞬思います.

でもここをよく聴きたいのです.普段口数少なくそっけないと思っていた先輩から,注意深く温かいアドバイスをもらっているような,と言ったらいいでしょうか.聴き進むほどに,「ほんとそうだよなー」と心から納得してしまいます.こんなときにはロリンズみたいに堂々とした先生に出てこられるとかえって反抗したくなるけど,センパイの言うことなら聞ける.そんな感じです.LP時代のB面1曲目は,商業的視点をやや犠牲にしてもミュージシャンが言いたいことを言う勝負曲.私はそんな聴き方をしています.

ところで,このアルバムでピアノを弾いているハロルド・メイバーンとは,かつて一度だけ握手をさせてもらったことがあります.すばらしく分厚くて大きな手でした.「ザ・ヴァンプ」はこの人の左手による黒々とした強打音から始まります.握手をしたとき,ジャズの歴史に肉体的な実感を伴って触れた気持ちがしたことを思い出します.

はじめに-何を書くのか?

音楽を聴いたり,絵画を観たり,旅行をしたりしたときに感じたことを,多少散らかったままでもいいから書き留めておきたい.いやそれ以前に,日々のトピックスをただメモしておくだけでもいい.たまには昔の話だって思い出すかもしれない.

しばらく前からそんな気分になっていました.公の場での自分の仕事は,多少なりとも痕跡くらいは残っていくかもしれませんが,「感じたこと」は呼吸と同じくらいきわめてパーソナルなものなので,これは能動的に残しておかないと自分自身ですら忘れてしまいます.

いちいち書き留めるだけの価値があるかどうかはわかりません.ここに書いていくことは,ほとんどが情緒的な感想にとどまると思いますのでね.こういうブログの多くは,特定のクルマとかフィギュアとか,固有のテーマに特化した方が焦点が絞られて楽しいのかもしれません.でも何せ上のような動機から始めるものですから,泡沫的なものになっていくでしょう.でもまあそれはそれでいいと思っています.

テーマ : ブログ始めました
ジャンル : 日記

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最悪想定する傾向はあるでしょうね.でも石橋叩いているだけの人生はつまらない.

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