草原の初夏 -砥峰高原

ここ2年この時期は田君川のバイカモを見に行っていたのだけど,今年はどうも“群生”と言えるほどの状態にはならなかったらしい.代わりにと言っては何だけど,久しぶりに砥峰高原に行ってみました.山焼きから一月半経った草原はもう青々としています.

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下界は気温25℃ですが,ここまで来たときのZ4の外気温計は15℃を示していました.遠目には緑一色ですが,木道を歩いてみると様々な色があることがわかります.

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この日は荷台に猟犬を乗せた軽トラックが何台か斜面を上っていくのを見ました.近くで盛んに発砲音も聞こえていました.ここで猟銃の音を聞くのは初めてのことです.風がかなり強くなってきて,最後は曇りがちになって小さな雨さえ降った時間帯もありましたが,オープンでZ4を走らせるには快適な日でした.忙しがっているうちに暑くなってしまって,ドライブはまたしばらく休止状態かな.

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丹後半島・経ヶ岬から間人へ -後半

経ヶ岬からR178に戻り,間人方面へ向かいます.昨年と同じく大成古墳群から立岩を見ることにして,丘を登ります.草原の花は今が盛りのように見えました.

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時刻は12:00.Z4の温度計は30℃近くを示しており,ドライなためかそれほど暑さは感じませんが,とにかく陽射しが強烈.上空を舞っていたトビがわれわれのかなり近くまで降りてきました.

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写真を撮っていると,草の間に何やら動くモノ発見.夢中で何か探しているようです.はじめは背中しか見えなかったのですが,シャッターを切ったらこっちを見たのでアナグマとわかりました.そのうち悠然と古墳の岩の方へ消えていきました.

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丹後半島には古代丹後大国の遺跡群が集中しています.立岩から少し南に下った所にある古代の里資料館へ初めて行ってみました.全体を概観するにはよかったですが,展示にはもう少し工夫があるとありがたいですね.たとえば,今出土品を見ている遺蹟の場所と成立年代がパネルに示されるようにしてもらえると,理解の助けになると思います.


丹後半島・経ヶ岬から間人へ

丹後半島をほぼ海岸沿いにトレースする国道178号線.険しい地形を縫って付けられているため,しばしば通行止めになります.今回3年ぶりに半島を周回できました.

中国道から舞鶴若狭道を通り,綾部宮津道の宮津天橋立ICから無料区間をへて与謝天橋立で一般道へ.すぐにR178へ合流.市街地を抜けると快走路になり,前走車もなかったのでいいペースで走っているとケイマンGTSに追いつきました.しばらく後について走りましたが,やがてケイマンは伊根の道の駅の方へ左折.ここからはまた単独走行.次第に高度が上がり,ロックシェッドが連続する区間を経て経ヶ岬駐車場への取り付け道へ右折.

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Z4を駐め,経ヶ岬灯台への山道を登っていくと,やがて展望が開けてきます.岩礁風景を眺めながら少し下り始めると,灯台が木々の若葉の間に見えてきます.

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気温は季節外れの28℃.途中で杖をついたおばあちゃんがゆっくり登っていくのを追い越しました.かなりの年齢のように見えたので,この高温の中少し心配でした.灯台まで来ると風が涼しく感じられます.それほどアクセスが良い場所とは思われませんが,最近はこんなところにも外国人の姿か.彼女らはドイツからのようでした.

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少し戻り,頂上の展望所へも行ってみました.気温が高くて霞んではいますが,袖志の棚田が遠望できます.

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山を下り始めたところで,巨木の枝に仰向けになって寝ている猿を見つけました.カメラのシャッター音がうるさかったのか,面倒くさそうに起き上がり,向こうへ行ってしまいました.

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(大したことない後編へ続く)


白崎海岸の水仙と有田の明恵上人史跡

肩はまだ痛いし,左腕は相変わらず外向きへの力が入らない状態が続いているけれど,やっと好天が予想される土曜日に休めそう.久しぶりにドライブをしようという気になりましたが,この時期だとやはり南へ行くしかない.

あまり遠出をするのもちょっと怖いので,昨年と同じく和歌山の白崎海岸に水仙を見に行くことにしました.朝8時に出発し,阪神高速湾岸線を南下.阪和自動車動に入ってしばらくすると路面が濡れてきましたが,空はまずまずの晴れ.広川ICを出ていつものようにR42で由良へ.北側の海岸線を走った方が距離的には近いのですが,なにしろ道が狭い.時間的にはR42で水越峠(水越トンネル)を超えた方が早い気がします.

数日前の積雪が道路端に残る峠を越え,海沿いに出て白巌と碧海の風景の中を走ります.白崎海洋公園入り口前を過ぎて少し登ると,白崎海岸県立自然公園の看板のある広場へ到着.Z4から降りて海岸へ下る斜面を見てみると,水仙は去年よりずっとよく咲いているようです.今年は海岸近くまで歩いて下りてみました.

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去年はまったくダメだった青少年の家キャンプ場の“野生”水仙群生地にも行ってみました.ここも去年よりずっときれいです.野生とは言ってもちゃんとキャンプ場の人が整備してくれているので,今年はその成果が現われたようです.

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ここにしばらくいたあと,趣をかえて明恵上人の生誕史跡へ行ってみることにします.昨年の1月,施無畏寺から白上山の草庵跡に登ってみたのでした.

明恵上人の遺蹟を訪ねる(前編)
明恵上人の遺蹟を訪ねる(後編)

生誕地は当時有田の吉原村といった場所にあり,現在では歓喜寺という地名になっているようです.その歓喜寺の前にZ4を駐め,まずは生誕史跡へ行ってみました.真新しい石碑が建てられていて,奥の大樹の蔭に古い卒塔婆が残されています.近くには白い石を敷きつめた胎衣(えな)塚もあり,供えられてからそれほど時間が経っていないと思われる生花が色鮮やかです.

これらはきっと地元の人たちが守ってきたのだと思いますが,800年も前の戦乱の世に生きて高名を得つつも,時の権力とは一切関わりを持たなかった清廉なお坊さんが,今に至るまでこうして大切にされているのに感銘を受けます.

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最後に,歓喜寺の境内に入ってみました.明恵の弟子である喜海が再興したとされる寺です.正面に見えているのは下品堂.たぶん「げぼんどう」と読むのだと思います.この右手に急な石段があり,登り切った所に上品堂があります.立木で眺望はありませんが,周囲を少し歩いてみると,木々の隙間から有田川やその肥沃な流域を見ることができました.

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大台ヶ原の紅葉を見にいく

ここしばらく実質的な休みがなかったので,このブログもすっかり放置状態でした.久しぶりの休日,秋を感じられるのはどこかと考えた時に,近畿地方で紅葉が見られそうなのは大台ヶ原ほぼ一択.実は私,長いこと関西に住んでいながらこれまで大台ヶ原に行ったことがありません.

遅くなると200台しか停められないビジターセンターの駐車場が一杯になるそうなので,私達にしては早起きして6:30出発.近畿道美原JCTから南阪奈道経由でR169へ.町中を抜けたあたりのLawsonで昼ご飯その他を調達して,Z4のルーフをオープン.空はずっと曇っていますが,それほど暗くありません.しばらく行くと道は吉野川沿いを遡行するようになります.川上村の大滝ダム周辺は,前走車がいなければなかなか楽しいワインディングロードです.

橋とトンネルを接続した長大なループを抜けると,すぐにK40との分岐点.ここから道幅は急に狭くなります.分岐から50mほど入ったところで前から丸太を何本も積載した大型トラックが来ました.すれ違いは到底無理.いきなり分岐点まで50mバックする羽目に.最初からこれでは先が思いやられると覚悟しましたが,結局大型車はこれ1台だけでした.

杉林に覆われて暗い急勾配の狭路を,Z4の前照灯を点けて駆け上がります.しばらく走ると,以前有料道路であったと聞く大台ヶ原ドライブウェイとなり,道幅も広がってほっとできます.高度はぐんぐん上がり,すぐに叔母峰峠到着.さらに進むと展望が広がり,ちょっと2014年秋に走った野麦峠の岐阜県側を思い出しました.

南側に大きく開けたスペースがあったので,Z4を停めて降りてみました.足下にくっきりとした山並みが見え,さすがに高度感があって爽快な眺めですが,時刻は9時を少し過ぎたところで気温は11℃.太陽は雲に隠れ,強い風が吹いています.寒いと思って妻も私もウールのセータ―を持ってきましたが,これは想定を超えてダウンジャケットが必要でしょう.ビジターセンターから最高点の日出ヶ岳(1695.1m)まで登ってみるつもりで来ましたが,大丈夫かな.

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大台ヶ原ビジターセンター駐車場に着いたのは9:40.さっきから大して時間が経っていないのに,風が止んだせいかまったく寒くありません.ほんの少しですが青空も覗くようになり,靴を履き替えて出発.まずは大台ヶ原山(日出ヶ岳)へ登ってみます.完璧に整備された登山道が,笹原の中に立つ針葉樹とブナやミズナラの美しい森の中に付けられています.

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歩き出してしばらくはまだ緑が濃く,日本有数の多雨地域ならではの苔に覆われた木々の幹を見ながら進みますが,やがて少しずつ色づいた広葉樹が見られるようになりました.

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薄日も射すようになる中,尾根上の分岐点まで来ると一気に展望が開けます.とはいえまだ多少湿度が高く,熊野灘がかすかに確認できる程度.条件が良ければその向こうに富士山まで見えることがあるそうですが,さすがにこの日はそれは望めそうにありませんでした.

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鮮やかな木々の葉色を見ながら木の階段を登りきると,日出ヶ岳頂上です.とてもよく整備された展望所が作られていました.ここで昼を食べたり,写真を撮ったり.時折陽が射すと,紅葉した木々の色が一気に彩度を増してさらに鮮やかに.遠くの山肌はパステル調に塗り分けられたようになっています.

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頂上にしばらくいて,下り始めます.分岐まで戻り,そのまま稜線上を正木峠,正木ヶ原方向へ.登山道の多くの部分は自然保護のために木道になっていて,歩きやすいのとやや視点が高くなって眺望の面でもプラスでしょうか. これだけ人が入ると,人工物の導入は仕方のないところでしょう.

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正木峠―正木ヶ原は,社会科や地理の教科書でおなじみ,笹原と立ち枯れたトウヒの林が続きます.青空の面積が広がってきたし,笹の緑と背景の紅葉で,昔から持っていた荒涼としたイメージはそれほどありませんでした.


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尾鷲辻まで来たら,もう13時でした.ビジターセンターを出たのが10時だったので,もう3時間が経ったことになります.ここからビジターセンターへは谷沿いの道を緩やかに下ります.登ってきた道と同様,美しい森を眺めながらいくつも小さな沢を渡ります.

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結局ビジターセンター駐車場に戻ったのは14:45.2時間半で戻ってこられると聞いたのに,4時間近くかかったことになります.相変わらず道草が多すぎですが,本当に久しぶりに羽を伸ばせた一日でした.

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Author:choby
最悪想定する傾向はあるでしょうね.でも石橋叩いているだけの人生はつまらない.

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